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技術士、コンクリート診断士、コンクリート主任技士すべてに共通する私の論文作成方法は、
・テーマを選ぶ。国土交通白書が手っ取り早い。
・テーマに沿ったキーワードとネタを列挙
・文を組み立てる
・実際の出題に対して、仕込んでおいた文を組み合わせることで対応
です。具体的には200字くらいの文を何個も用意しておいて、組み合わせていきます。地球環境とリサイクルとエコについてそれぞれ用意しておけば、エココンクリートの話もできるし、循環型社会の形成っていう話もできます。

またコツですが、
・箇条書きにすることで文量稼ぎと見栄え、読み手へのスッキリ感の両立ができる
・数値データを多様することでちゃんと勉強しているんですよという印象を与えられる
を私の論文信条としています。

19年度からは出題形式がより自分の考えというのが求められるということで、これまでの暗記に加え、自分の考えを普段から整理しておく必要もありそうですね。

私が昨年度の技術士試験の建設一般対策で仕込んだ論文ネタ②をご紹介いたします。参考程度に眺めてみてください


1.はじめに
1997年に気候変動枠組条約第三回締約国会議(COP3)が開催され、京都議定書が採択された。その中において、日本は二酸化炭素やハイドロフルオロカーボンなどの温室効果ガスの排出を2008年~2012年までに基準年に対して6%削減することが定められた。地球温暖化により大雨の回数が増えたり、異常高温になるなどの異常気象に見舞われ、自然災害が引き起こされて人的・物的被害につながる。これを防止するためにも積極的に環境対策を行っていかなくてはならない。

2.課題と対策
日本における二酸化炭素の排出源の約2割は運輸部門である。そしてその9割は自動車によるものである。自動車における問題点は交通量の増加や1台あたりの走行距離の増加により、平成2年から平成15年の間に二酸化炭素の排出量が49.8%も増加した。これに対する対策を次に示す。
①自動車の環境対応化
・燃費向上への企業努力
・低公害車、低燃費車への買い替えを促進するためのグリーン税制の実施
・化石燃料に頼らない自動車の開発
②交通流対策
・ボトルネック箇所(交差点・踏切など)の解消
・ロードプライシング施策とあわせて交通量の平準化を図る
・環状路や高速道路の整備
・ETC、VICSなどのシステムの活用と普及
③物流の効率化
・待機などが生じないような計画的な荷捌き
・定時性、大量輸送に適した鉄道貨物輸送の活用
④モーダルシフト ・自家用車の使用を控え、鉄道、バスなどの公共輸送機関を活用 ⑤二酸化炭素吸収源の確保
・沿道や都市における緑化を推進





このように日本は環境対策先進国として、前述のような対策を労力とコストをかけて実施してきた。今後も継続して実施していかなければならないが、京都議定書で定められた数値目標を達成させるためには、費用が莫大となり過度の負担となる。京都議定書の中では削減目標達成のための柔軟措置として京都メカニズムが用意されている。これには、
・クリーン開発メカニズム(CDM)
開発途上国で地球温暖化対策を行い、得られた削減量を自国の成果と見なすことができる手法
・共同実施(JI)
・排出権取引(ET)
の手法が用意されている。地球温暖化は文字通り地球全体の問題である。新興国と呼ばれる国では経済発展が著しく、今後加速度的に二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が増えることが考えられる。新興国では環境対策がごてに回ることが多い。このような地域で専攻して環境対策を行うことは地球環境にとって非常に有効である。日本は地球規模での環境対策の費用対効果、新興国における環境対策、そして京都議定書で定められた数値目標を達成するためにも積極的にクリーン開発メカニズムを利用し地球温暖化防止に努めていくべきと考える。
3.おわりに
地球温暖化防止対策は、温室効果ガスという目に見えないものを対象とするために対策の実効性というものが可視的、定量的に現れにくい。しかし、温暖化による被害は異常気象という形で各地に被害を及ぼしている。環境対策は、国や事業者、個人などのレベルの高い意識により実効性がでる。今後も地球は人類共通の財産であるという認識のもと、環境対策を行っていかなくてはならないと考える。
以上


【19年度以降の試験スタイルに対して:COP3に関する自分の考えとして整理しておくべき事柄】
・数値目標に対する実現可能性
・罰則規定のない中での実効性?
など

このようにまとめてみました。

[サイト内検索 例: 建設一般]


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[技術士] 2007(平成18年度版) 国土交通白書がでましたね!! でもご紹介いたしましたがH19の技術士受験に向けて必ず目を通さなくてはならないのが国土交通白書です。

[技術士] H19年度 技術士建設部門一般記述問題大胆予測!② に引き続き追加してみたいと思います。

昨年、私は予想して見事に外れたのですがそろっと「国土形成計画」がテーマになってもいいのかなと思っています。今回の国土交通白書 2007―平成18年度年次報告 (2007)のテーマが「地域の活力向上に資する国土交通行政の展開」ですので、最も出題可能性があるのかなぁと考えています。
第3章 地域活性化に向けた国土交通施策の展開 あたりをじっくりよんで国土形成に関する論文を用意しておいたほうがいいのでは??




■天災(特に地震)への危機管理
背景:中越地震、能登半島地震、BCP(事業継続計画)、耐震偽装
■エコ
背景:京都議定書(目標期間が来年スタート)
■品質確保
背景:低価格入札、総合評価方式、耐震偽装、品確法・コンクリ微破壊非破壊
■高速道路の新直轄方式
背景:フルスペック規格より下げて早く着工し、早く供用開始させる
■長期未着工件名の無期限延期・凍結
■LRTなどを活用した地方活性
背景:赤字JR線⇒LRT化(富山ライトレールの成功を受け)
■国土形成計画


[サイト内検索 例: コンクリート診断]




技術士応募が去る11日金曜で締め切られましたね
8月に向けて試験勉強本格始動していく時期ですね

今後、私が昨年度の試験対策で仕込んだ論文ネタをご紹介いたします
参考程度に眺めてみてください


【安全・安心の社会づくり】
1.はじめに
近年、地震や大雨などの自然災害により多くの人的、物的被害が発生している。一度災害が発生すると、経済活動が停滞し、活力を失うこととなる。また、今後宮城県沖や南関東直下などにおいて大規模地震が発生したり、地球温暖化により大雨の頻度が高まることが懸念されている。そのような天災だけでなく、昨年発生した構造計算書の偽装問題などの人災により、安全安心な社会がかつてないほど、脅かされている。この不安を解消するために、天災に備えた事前の対策により被害を最小化させたり、人災に対してはコンプライアンスに則った業務を行っていかなくてはならない。ここでは地震に対して安全安心な社会の確立について述べる。

2.課題と対策
地震対策を行うにあたり、発生する地震の規模とその被害量をシミュレーションすることから全てが始まる。その被害想定が許容範囲を超える場合、ハード、ソフトの両面において対策を講じていく。
ハード面の対策の課題を次に示す。
・投資コストが大きい
・投資を行い、対策が機能するまでに時間を要す(速効性に乏しい)
そのため、緊急性、重要性、速効性、利害得失などの観点で優先度をつけて重点的に整備していくことが求められる。新潟県中越地震での被害をうけて重点的に取り組まなくてはならないハード面の対策を次に示す。
①構造物、建築物の耐震化
・耐震改修促進法に基づき、住宅や特定建築物の耐震化を進める
・道路や鉄道の重要路線の高架橋や交差部の耐震補強や落橋防止対策を進める
・有事の際の輸送拠点確保や破堤の防止のために、河川堤防や岸壁の耐震化を勧める
②オープンスペースの確保
・都市の難燃化、非難スペースの確保のための区画整理や避難路沿線の不燃化
③代替ルートの整備
・有事の際の輸送ルートに冗長性を持たせるために、幹線道路の代替路や河川、海上の水上ルートの整備
これらの対策をより効果的にするためには、我々一人ひとりの防災への感性を高めるソフト面での対策が必要になってくる。ソフト面での対策の課題を次に示す。
・対策が機能するように関係者全てに周知させること
・訓練を行い、検証や改善を行っていくこと
ソフト面での対策を次に示す。



①危険の「見える化」
・地震により発生する津波や火災などによる被害予測を明示したハザードマップを作成し、関係者に周知させる。
②事業継続計画(BCP)の策定 
・地震発生時において組織の事業活動を中断することなく、早急に平時の状態に戻れるように初動体制や復旧方針、手順などを予め定める。
3.まとめ
地震に対して安全、安心な社会を確立するためには、ハード、ソフト両方の対策を組み合わせて行うことで効果が表れる。現在、ハード対策については各地で施工が行われているが、ソフト対策については進捗度が遅い。特にBCPの整備は建設業界には強く求められる。建設業界が自然災害に対し更に感性を高めることができれば、安全、安心な社会資本整備に貢献できると私は考える。




こんな感じで用意しましたけど。。。。

[サイト内検索 例: 建設一般]


西日本新聞のHPに「06年度国土交通白書案 コンパクトなまちづくり アジアと連携し自立発展」との記事がありました。なんでも、「2006年度国土交通白書」案では
「選択と集中」「地方の自立的発展」などがテーマになるとか。

さすがは国土交通白書、建設業界のメイントピックス、流れである選択と集中というベクトルにぴったりですね(笑)今月末に正式発表になるようです。


国土交通省が選択と集中といってもスクラップ&ビルドはの「スクラップ」は絶対にしないとおもいます。(高級官僚が自分がやったことを無駄と否定するわけがないからです)

[技術士] H19年度 技術士建設部門一般記述問題大胆予測!②にも書きましたが、今年のテーマは

■天災(特に地震)への危機管理
背景:中越地震、能登半島地震、BCP(事業継続計画)、耐震偽装
■エコ
背景:京都議定書(目標期間が来年スタート)
■品質確保
背景:低価格入札、総合評価方式、耐震偽装、品確法・コンクリ微破壊非破壊

と考えてます。選択と集中、地方の自立というテーマでいったら、

■高速道路の新直轄方式
背景:フルスペック規格より下げて早く着工し、早く供用開始させる
■長期未着工件名の無期限延期・凍結
■LRTなどを活用した地方活性
背景:赤字JR線⇒LRT化(富山ライトレールの成功を受け)

くらいが考えられますね。



http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070410/20070410_007.shtml







19年度から部門一般は 「選択科目」 に関する一般的専門知識から「選択科目」 に関する専門知識と応用能力がテーマとなります。3600字で3時間半です。

さてどのような問題が出題されるでしょうか?

18年度の問題は
①維持管理・更新投資が増大すると見込まれる中で、その現状と課題を述べ、今後の社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。
②社会資本整備における工事の品質確保に関する方策について、あなたの意見を述べよ。
でした。18年度までだったら詰め込んだ知識を吐き出すように書いていけばよかったわけです。これについては以前ブログで紹介しました(H19年度 技術士建設部門一般記述問題大胆予測!)。
では今年からはどうしたらよいのか?

今年の想定出題テーマですが、かなりの確率で出題されると思われるのは以下の3つ。
■天災(特に地震)への危機管理
背景:中越地震、能登半島地震、BCP(事業継続計画)、耐震偽装
■エコ
背景:京都議定書(目標期間が来年スタート)
■品質確保
背景:低価格入札、総合評価方式、耐震偽装、品確法・コンクリ微破壊非破壊

そのほかについては、4月にも出版される2007年版の国土交通白書と毎年7月に日経コンストラクション(昨年は7/14号)で特集される「建設分野の基礎知識」、日刊建設通信の建設人ハンドブックを見れば間違いなく予想できます。後出しじゃんけん?って言われそうですが、18年度の問題は完全に予想的中してBingo!ごっちゃんゴールでした!

出版されたら私も再度考えてみてここに掲載したいと思います


[サイト内検索 例: コンクリート診断]

技術士第二次試験建設部門合格指南―平成19年度改正完全対応

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自己紹介:
1975年東京生まれ茨城育ちの34歳。社会人になってから誰に褒められるわけでもないのだが土木系の資格にチャレンジ。

【資格取得年度】
12年度:新社会人に!
12年度:コンクリート技士
14年度:コンクリート主任技士
15年度:一級土木施工、技術士補、土木学会二級技術者
17年度:コンクリート診断士
18年度:技術士(建設部門:鋼構造およびコンクリート)

17年度にトンネルで技術士に初挑戦したがあえなく玉砕。見切りをつけて得意のコンクリートで再挑戦したら合格できました。そんなモンです。

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