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2014/5/28の日刊建設工業新聞で「国交省/インフラ点検・診断資格の認定基準づくり着手/8分野、技術レベル明確化」として以下が報じられました。
http://www.decn.co.jp/?p=12599

国土交通省は、インフラの点検・診断で既存の民間資格を公的に認定するための評価基準づくりに着手した。道路、河川などの構造物の点検・診断業務を発注する際に求められる知識・技術を大臣告示として提示し、該当する民間資格を認定する。8月までに基準づくりを終え、該当する資格を審査する第三者機関を設置。対象資格の公募を行った上で、年度内に第1弾の認定を行う方針だ。 27日に有識者で組織する専門の資格制度ワーキンググループ(WG、座長・木下誠也日大教授)の初会合を開いた。WGは、社会資本整備審議会(社整審、国交相の諮問機関)と交通政策審議会(交政審、同)合同の社会資本戦略メンテナンス戦略小委員会の下部組織として設置した。 対象とする既存民間資格の認定分野は、▽道路▽河川▽砂防▽下水道▽海岸▽港湾▽空港▽公園-の8分野。それぞれの分野の構造物の点検・診断などに必要な知識・技術を、標準的な業務発注単位ごとに整理。加えて、第三者の審査機関が民間資格を審査する際の評価基準として、資格検定試験の実施内容なども検討する。検討に当たっては、各施設の業務分野ごとに資格者に求める技術レベルを明確化し、点検・診断業務全体を確実・効果的に行える知識・技術を設定することを想定。「1級」「2級」といったレベルと関連付けるなど資格制度のスキルアップの仕組みづくりも視野に検討を進める。 今回の会合と6月の次回会合で大臣告示に必要な知識・技術一覧と資格評価基準のうちの技術的項目を取りまとめ、8月に開くメンテ戦略小委で最終的な結論を得られるようにする。順次、認定する資格を募って審査する予定。資格者がある程度そろっている資格については、15年度の点検・診断業務で資格要件とするなどの運用を始める。総合評価方式の入札で資格者を加点評価することも視野に運用し、将来的には発注段階で資格取得者の配置を義務付ける考えだ。国会で審議中の公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)改正案では、調査や設計の品質を確保するため、技術者の経験や資格を審査することなどを明記している。


そして先日、WGの結論と思われるものとして7/14の朝日新聞で「インフラ点検・診断の民間資格、国交省が認定制度」として以下が報じられました。
http://www.asahi.com/articles/ASG7G56XMG7GUTIL030.html

国土交通省の有識者会議は14日、道路や河川など8分野について、民間が独自に創設した点検・診断資格に、国交省が厳正に審査したうえで「お墨付き」を与える案をまとめた。国民から意見を募り、8月に提言する。国交省は9月から民間資格の募集・審査を始め、来年度から、自治体を含む発注に生かす方針だ。 8分野は道路(橋梁〈きょうりょう〉、トンネル)▽河川(堤防・河道)▽砂防(砂防設備、地滑り防止、急傾斜地崩壊防止)▽海岸(海岸堤防など)▽下水道(管路)▽港湾▽空港▽公園。国交省が点検・診断に必要な知識や技術水準を公表し、民間資格を評価するよう求めた。 日本の道路などのインフラは、高度成長期に集中整備され、老朽化が著しい。2012年12月には中央自動車道笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落し、9人が死亡した。一方、「技能士」や「診断士」など点検・診断の民間資格は「業界団体ごとに要件が違い、総数すら把握できていない」(国交省公共事業企画調整課)のが実態だった。

笹子、南木曽などなど最近インフラ整備の重要性が再認識されるようになってきた中、この国交省の動きはコンクリート診断士にとって、どのような動きになるんでしょうか。

ケンプラッツ(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20140714/670909/?P=1)の報じるところでは、コンクリート診断士のような「材料型」資格は現時点で未定とされています。JCI日本コンクリート工学会はちゃんと9月以降にこの流れにエントリーしていくべきです。新制度にコンクリート診断士が認められないようでなければ、JCIは存在意義の全く無い組織と言われても仕方ないでしょう・・・。




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今月上旬にコンクリート診断士更新のための講習会を平河町まで受けてきました。

内容的には、特段目新しいものはなく、自己採点の習熟度テストがありましたが常識的なものばかりでした。司会の方が問題をパワポで出題し、少し考えさせてから答えをだし、質問を受け付けるというものでした。

質問を受けてつけていましたが、想定問答以外のことは応えられていませんでした。
学者さんなのか、現場のことを全く知らないんだなぁ・・・というのが感想です。
海岸近くのB3レベル地下躯体の漏水の問題ですが、止水がベストみたいなことをいってました。
噴飯ですね。止水したら他から漏水します。水抜きして機械的に強制排水を考えて水をコントロールしながらだましだましコンクリート構造物を使うのが常道です。

3時間半程度の講習でしたが、更新のためには仕方ありません。

ちょっと時間の無駄でした。




[サイト内検索 例: エコ コンクリート]


つい先日ですが、平成25年7月2日に国土交通白書が発表されましたね

国土交通白書がでると技術士の受験シーズン、っていう感じです

暑いけど頑張りましょう!!

http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo08_hh_000072.html  国交省HP





[サイト内検索 例: 技術士 経験 論文]




コンクリート診断士資格更新のための講習受講のお知らせがきました
講習は2013年10月7日です
4年に一回の儀式となります

1回目の更新のときは講習のほかに事前レポートも提出させられましたが、2回目となる今回は講習会のみとなります。
更新費用は14,900円。いまの仕事で特に診断士が必要な場所で働いているわけではないので、14,900円はちょっと痛い出費です・・・。





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私がすんでるマンションの共用廊下(開放式)の立ち上がり部にクラックが生じました

気付いてから半年以上経過し、クラック幅が拡大。発生箇所は立ち上がり部に限られましたが、発生箇所数が10箇所以上になりました。発生箇所は数フロア渡り、ほぼすべてが、手すり柱基部の立ち上がりコンクリート部で、同じような箇所(断面)に集中しました。

場所によってはエフロエッセンスも発生。クラックゲージでみると0.3mm以上のところもありました。 東日本大震災よりも前にクラックが発生していたので地震に起因したものではないことは自明でした。 東日本大震災でエキスパンションジョイントや外構がやられたので、それらの補修方針の検討のために元施工会社担当者、管理会社と打ち合わせ。開放廊下のクラックの処理をアフターサービスの範疇で行うかどうかの駆け引きが始まりました。

サービス基準では外廊下床の躯体のクラックは10年保証ですが、先端部の亀裂破損は構造耐力上影響が少ないので原則除くと記載されています

売主に都合のよいように書かれているんですねぇ(笑)




ラック発生原因について探っていくと、マンション廊下の手すり柱の施工方法が、立ち上がりコンクリートを打設したあと、孔をあけて埋め込む施工法を取ったことがヒアリングで分かりました。ボイドで箱抜きとはちがうようでした。私はここを施工方法の問題点として攻めました。

立ち上がり幅に比べ、手すり柱施工用の孔が大きく、結果としてそこが弱部になった。ついては設計・施工上の配慮不足ではないか、と。また、アフター基準の「原則」という表記はあくまで原則であり、すべてに適用されるものではない、と。 また、今回はエキスパンションジョイントや外構の有償補修と抱き合わせという条件なので最小限の持ち出しで済むのでこの機を逃すべきではない、と。

数週間のやりとりが続き、結果として立ち上がりコンクリートのクラック補修については無償対応をかちとることができました。 0.3mmを基準として、0.3mm以上はエポキシ注入、未満についてはシール工法ということで折り合うことができました。



まずは損傷状況、損傷の傾向をじっくり見たうえで、実際に施工した担当者からヒアリングをして原因を突き止めることが有償・無償の分かれ道であり、そしていい補修につなげられるとつくづく実感しました。

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温泉とスキーと昼寝
自己紹介:
1975年東京生まれ茨城育ちの34歳。社会人になってから誰に褒められるわけでもないのだが土木系の資格にチャレンジ。

【資格取得年度】
12年度:新社会人に!
12年度:コンクリート技士
14年度:コンクリート主任技士
15年度:一級土木施工、技術士補、土木学会二級技術者
17年度:コンクリート診断士
18年度:技術士(建設部門:鋼構造およびコンクリート)

17年度にトンネルで技術士に初挑戦したがあえなく玉砕。見切りをつけて得意のコンクリートで再挑戦したら合格できました。そんなモンです。

zeeco@kix.ne.jp
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