目指せ!コンクリート主任技士・コンクリート診断士・技術士。コンクリ系資格取得を応援します!!!
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先日、川崎へ知り合いの赤ちゃんを拝見しにいきました。
途中、車のなかから武蔵小杉のあたりでマンション建設ラッシュを発見。
竹中?さん施工のマンションの脇に変な垂れ幕を見つけました。
「超高強度コンクリート 1円玉大に象が乗っても大丈夫」
例えがなぁ・・・(笑)
直感的にスラブ版に超高強度コンクリートが使われてるのかと思いましたよ。
相撲力士だけのマンションにする気か?!?スラブ版に超高強度つかってどうするんだ!と。
でもよくよく考えるとスラブ版に使う必要なんて全くないですよね(笑)
梁・柱に使われているんでしょう。
超高強度と高強度の定義は
高強度:36~60N/mm2 (360~600kgf/cm2)
超高強度:60N/mm2~ (600kgf/cm2~)
となります。
柱に超高強度コンクリートを使うメリットは
・柱自体をスレンダーにできる=間取りの自由度が向上
・高強度コンクリート=緻密なコンクリート=長期耐久性(塩害・中性化)が良い
が挙げられます。
逆に注意しなくてはいけないことが
・高強度、超高強度はJIS規格「外」製品であるのでゼネコンの技術力が問われること
(建物につかうときは建築基準法第37条により大臣認定が必要になります!)
・運搬、打設などの管理が非常に難しいこと=ノウハウが必要であること
・高強度、超高強度は緻密なコンクリートなので自由水の逃げ場がない=普通コンクリートに比べ爆裂しやすい
などが挙げられます。
最近は混和剤や合成繊維により爆裂の問題や靭性(粘り強さ)は改善されているようですが。
しかし、私はどうも個人的にタワーマンション系をスレンダーにするという感覚についていけてません。
いくら高強度にしても撓むものは撓むからです。
制振技術でカバーするんでしょうが、どうもなぁ・・・というのがホンネです。
災害時(特に大規模地震)のリスク管理としてやはり私は最大10階くらいまでの低層マンションor一戸建てがいいなぁと考えています。
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さて19年度から建設一般では5択15問がなくなり、記述が「一般専門知識」から「論理的考察力と課題解決能力」に変更となります。
これは何を意味しているのか?
例えばH18の問題では、
【2-2-1 維持管理・更新投資が増大すると見込まれる中で、その現状と課題を述べ、今後の社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。】
【2-2-2 社会資本整備における工事の品質確保に関する方策について、あなたの意見を述べよ。】
というものが出題されました。
私は前者の維持管理・更新投資について記述しました。
これは今まででしたら、単に知識と所見を淡々と書けばよかったわけですから、私はひたすら高度成長期からの社会ストックのボリュームとそのメンテナンスコスト増大見込み、昨今の建設投資の圧縮、人口減少の関係に言及して、最後にイニシャルコスト低減・LCC(ライフサイクルコスト)・LCA(ライフサイクルアセスメント)・スクラップ&ビルドで〆ました。
これが今後どうなるか?私の予測ですが、具体例がでてきてそのようなケースに出くわしたとき貴方ならどうしますか?というパターンだと思います。
例えば、「建設分野においては、従前○○という施策のもと●●を基本とした維持管理が行われてきた。今後社会インフラの大量更新期を迎えるにあたり、従前の施策の問題点に言及し、この問題解決に対する意見を述べよ」という形になるのではないでしょうか?
要は、『問題点を見つけて、解決策を提案する』
「論理的考察力と課題解決能力」という趣旨を満額捕らえると、このスタイルになってくるのではないかと私は予想します!
技術士っぽく書くことが重要ですね(笑)
次回は予測される建設一般の記述テーマについて考えてみたいとおもいます。
[サイト内検索 例: コンクリート診断]
技術士を目指すにあたり改めて知っておいて欲しいことがあります。
それは技術士は「名称独占資格」であるということ。
名称独占資格とは、有資格者でなければ資格の肩書きを名乗ってはいけないと法律で規定されている国家資格・公的資格のことです。当然、名刺に刷ることもできません。
また技術士に合格しても「登録」しなければ技術士を名乗ることはできません。
この登録料がこれまた高いのですが・・・(笑)
前述のように技術士は名称独占資格ですから、登録なしで名乗れませんが、別に技術士でなくても、技術関連業務をやったって何の問題もありません。
これと対になるのが「業務独占資格」で、有資格者しか行うことができない業務が法律で規定されている国家資格のことです。主なものが医師、弁護士、税理士、弁理士などなど。当然、医師でないものが医師を名乗ることもできないし、医療行為を行ってもいけません(たまに闇医療行為をしている人はいますが。。当然、お縄モノです)。平たく言えば、その資格でメシが食えるのが業務独占資格、食えないor十分に食えないのが名称独占資格だと思います。
業務独占資格は、その資格を保有していることに大きな意味があり、社会的地位やニーズも高いですよね。
「あの人、医者なんだって」「すげぇ!」というやり取りはあっても
「あの人、技術士なんだって」「すげぇ!」というのはごくわずかでしょう。
これが大きな差なんですね。
技術士にしろ、コンクリート診断士、主任技士・・・にしろ、持って無くても現場で土木の仕事はできますし、現場代理人にもなれますし、当然発注者にもなれます。
実務で役立つのは発注者ごとの仕様書に規定されている場合と発注者からの信頼程度でしょうね。それだけ技術士は社会的認知度、社会的地位が低いと認めざるを得ません。
それでも何故、私も含めて技術士を目指すんでしょうか?
持ってても大して役に立たない技術士を時間と金をかけて取得するというストイックなイメージ=「信頼」だけのためなのかもしれません。そんなストイックな資格だからこそ、業界人の中では一応、一目おかれる所以なのかも・・・
技術士でいつかメシがタラフク食えるようになること、することが技術士の地位を向上させるのかもしれません。技術の最高峰資格、と自分たちで言わなくても社会で認知してもらうことも重要です。そのためには技術士をなんらかの形で「業務独占資格化」していくことが一つの解決策なのではないでしょうか?
それは技術士は「名称独占資格」であるということ。
名称独占資格とは、有資格者でなければ資格の肩書きを名乗ってはいけないと法律で規定されている国家資格・公的資格のことです。当然、名刺に刷ることもできません。
また技術士に合格しても「登録」しなければ技術士を名乗ることはできません。
この登録料がこれまた高いのですが・・・(笑)
前述のように技術士は名称独占資格ですから、登録なしで名乗れませんが、別に技術士でなくても、技術関連業務をやったって何の問題もありません。
これと対になるのが「業務独占資格」で、有資格者しか行うことができない業務が法律で規定されている国家資格のことです。主なものが医師、弁護士、税理士、弁理士などなど。当然、医師でないものが医師を名乗ることもできないし、医療行為を行ってもいけません(たまに闇医療行為をしている人はいますが。。当然、お縄モノです)。平たく言えば、その資格でメシが食えるのが業務独占資格、食えないor十分に食えないのが名称独占資格だと思います。
業務独占資格は、その資格を保有していることに大きな意味があり、社会的地位やニーズも高いですよね。
「あの人、医者なんだって」「すげぇ!」というやり取りはあっても
「あの人、技術士なんだって」「すげぇ!」というのはごくわずかでしょう。
これが大きな差なんですね。
技術士にしろ、コンクリート診断士、主任技士・・・にしろ、持って無くても現場で土木の仕事はできますし、現場代理人にもなれますし、当然発注者にもなれます。
実務で役立つのは発注者ごとの仕様書に規定されている場合と発注者からの信頼程度でしょうね。それだけ技術士は社会的認知度、社会的地位が低いと認めざるを得ません。
それでも何故、私も含めて技術士を目指すんでしょうか?
持ってても大して役に立たない技術士を時間と金をかけて取得するというストイックなイメージ=「信頼」だけのためなのかもしれません。そんなストイックな資格だからこそ、業界人の中では一応、一目おかれる所以なのかも・・・
技術士でいつかメシがタラフク食えるようになること、することが技術士の地位を向上させるのかもしれません。技術の最高峰資格、と自分たちで言わなくても社会で認知してもらうことも重要です。そのためには技術士をなんらかの形で「業務独占資格化」していくことが一つの解決策なのではないでしょうか?
コンクリート主任技士・技士の登録証ですが残念なことに4年間しかもちません。
CPD(継続教育)の義務はないので、登録料だけ振り込めば更新することができます。
主任技士があるので技士は失効しました(笑)当然ですが。
27歳のときに取得・登録し4年がたったので更新手続きを行いました。
昨日、登録証が送られてきました。
冷静にかんがえて主任技士を持ってても4年間、はたして何かいいことあったか・・・
うーーん、分かりませんが、人事調書に彩りがでたくらいでしょうかね(笑)
JCIにももうちょっと頑張ってもらってコンクリート系資格の地位向上をお願いしたいものです。
名称独占資格では駄目で、業務独占資格化するくらいにすれば間違いなく地位は上がります。
たとえば一工種あたり○○○m3以上のコンクリート構造物を扱う管理者は「有資格者でなければならない」とか。これをコンクリート標準仕様書でスタンダード化して各発注者に右へ倣えするくらいにする・・・・なぁーーんて無理か?(笑)
だけど品質確保の一施策としては有効だと思います。
CPD(継続教育)の義務はないので、登録料だけ振り込めば更新することができます。
主任技士があるので技士は失効しました(笑)当然ですが。
27歳のときに取得・登録し4年がたったので更新手続きを行いました。
昨日、登録証が送られてきました。
冷静にかんがえて主任技士を持ってても4年間、はたして何かいいことあったか・・・
うーーん、分かりませんが、人事調書に彩りがでたくらいでしょうかね(笑)
JCIにももうちょっと頑張ってもらってコンクリート系資格の地位向上をお願いしたいものです。
名称独占資格では駄目で、業務独占資格化するくらいにすれば間違いなく地位は上がります。
たとえば一工種あたり○○○m3以上のコンクリート構造物を扱う管理者は「有資格者でなければならない」とか。これをコンクリート標準仕様書でスタンダード化して各発注者に右へ倣えするくらいにする・・・・なぁーーんて無理か?(笑)
だけど品質確保の一施策としては有効だと思います。
マンションのチラシ広告が最近凄いですね
景気のバロメーターなのでしょうけどとにかくすごい。
バブルの頃のように過熱感はありませんがボルテージは上がってきているのは確かです。
こんな私もはやくマンションが欲しいのですがなかなか・・・
そうこういっている内に金利は着実に上昇していくんでしょうけどね(笑)
さて最近マンションのチラシに「100年コンクリート」の文字がよく書かれています。
はて?少なくとも私が学生のころはそんな言葉は無かったような・・・
調べてみると、日本建築学会のJASS5(建築工事標準仕様書)で大規模補修不要の予定期間として100年とされている30N/m2≒300kgf/cm2のコンクリートのことだそうだ。
うーーん。
私はコンクリートの長期耐久性は「中性化」「塩害」「凍害」から守ることが第一だとおもっているのでこの表記はいまいち納得がいきません。
コンクリートが劣化する原因はおもに「中性化」「塩害」「凍害」によるものでこれらからコンクリートを守るには、これら外的要因をコンクリート内部に侵入させないことが重要になってきます。
外的要因を侵入させないために建設時のポイントはコンクリートの表面を「緻密」にすることです。緻密にする=使用水の量を減らすことです。
コンクリートの強度はW/Cに反比例するので、水を減らすことで結果的に高強度コンクリートになるわけです。だから高強度が長期性に寄与するという表現より、コンクリートの緻密化が長期性に寄与するという表現が正しいとおもいます。まぁ結果的には同じことになるのですが・・・(笑)
なお通常、30Nクラスのコンクリートを打つときには、
①W/C(水セメント比)を小さくすること(=つまり水の量を減らす!)
②水の量を減らすと施工性が落ちるのでAE減水剤などを用いる
などを行います。当然、コンクリート立米単価は上がります。また施工監理も若干難しくなるのでゼネコン側は注意を払わなくてはなりません。
魔法の薬(高性能AE減水剤、AE減水剤など)を使うと単位水量を減らせる半面、コンクリートの硬化が遅くなります。型枠に液圧として作用してくるのでセパの使用量なり、養生なりに注意が必要になります。
それにしてもこの「100年コンクリート」の表記はなんとかならんのでしょうか?
誤解を招きますね。
いくら施工をきっちりやったとしても、使用環境が苛酷だったら劣化は早く進みます。
また供用中に大きな地震があった場合、建物の大きな損傷がなくても、
コンクリート表面には小さなクラックは間違いなく入ります。
そこから劣化因子が入ることだってあるわけです。
あくまでも100年というのは、通常の環境下における100年なのであるわけでひび割れの補修などの一定のメンテナンスは必要で、何もせずに100年持つことを保証するものではありません。車だって車検を定期的に受けなくてはならないのと同様、コンクリートもちゃんとメンテナンスしていくことが大切です。
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プロフィール
HN:
zeeco
性別:
男性
趣味:
温泉とスキーと昼寝
自己紹介:
1975年東京生まれ茨城育ちの34歳。社会人になってから誰に褒められるわけでもないのだが土木系の資格にチャレンジ。
【資格取得年度】
12年度:新社会人に!
12年度:コンクリート技士
14年度:コンクリート主任技士
15年度:一級土木施工、技術士補、土木学会二級技術者
17年度:コンクリート診断士
18年度:技術士(建設部門:鋼構造およびコンクリート)
17年度にトンネルで技術士に初挑戦したがあえなく玉砕。見切りをつけて得意のコンクリートで再挑戦したら合格できました。そんなモンです。
zeeco@kix.ne.jp
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